ひざ関節は人の体の中で、もっとも大きな関節です。それを支えているのは、圭に「大腿四頭筋」と「ハムストリング」という筋肉です。
大腿四頭筋は太ももの前側にある筋肉で、この筋肉が収縮すると、ひざを伸ばすことができます。
ハムストリングは太ももの裏側にあり、ひざを曲げるときに働きます。
これらの筋肉(骨格筋)は、多数の「筋細胞」からなります。ひとつひとつの筋細胞が収縮することで、筋肉全体が収縮します。
そして、立つ、座る、歩くなどのひざの複雑な動きをコントロールしているのです。
筋肉とともにひざの動きを支えているのが、「靭帯」です。強固な線維の束で、ひざ関節がぶれないよう、骨と骨をしっかりとつないでいます。
(続く)