骨が弱くなってもひざに痛みは出ない

walking

変形性ひざ関節症と同じように、中高年の女性に多い病気のひとつに、「骨粗鬆症」があります。

骨粗鬆症とは、骨の新陳代謝のバランスが崩れて、骨がスカスカになり、弱くなる病気です。そのため、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。

しかし、骨粗鬆症を発症しているからといって、変形性ひざ関節症になりやすいというデータは、今のところありません。

ただ、骨粗鬆症で骨がもろくなって骨折すると、それが原因で変形性ひざ関節症を発症するケースはあります。

骨折すると、歩くときのバランスが崩れて、ひざに過度の負担がかかります。

すると、関節軟骨の摩耗が進行して、変形性ひざ関節症を引き起こすのです。

また、一定期間脚を動かさないことで筋力の低下も起こります。

逆に、変形性ひざ関節症の治療で骨が弱くなることもあります。炎症を抑える作用のある「ステロイド薬」の関節内注射を繰り返すと、その副作用によって骨粗鬆症を引き起こす危険性があるともいわれています。

(続く)